経理歴20年、転職5回の私ですが、今も「働きやすい職場って何だろう?」って考えることがあります。
転職するたびに「条件」や「仕事内容」は見直してきたけれど、
結局いちばん大事だったのは、「どんな人と、どんな空気の中で働くか」でした。
今日は、私が思う“居心地のいい職場”について、正直に書いてみたいと思います。
自分のペースで、メリハリつけて働ける
経理ってルーチンワークなので、スケジュールをきっちり守れば、自分のペースでメリハリつけて働くことができます。
しんどい時は若干サボり気味のゆっくり、元気な時や大事な時はめっちゃがんばる。
そういうメリハリつけた働き方が、私の好きなスタイルです。
自分のペースでいるためには、周囲に気を張りすぎず、“自然体でいられる”ことが前提だと思います。
上司に“信頼”と“尊敬”が持てること
どんな上司と働くかで、自分の成長、仕事の質、楽しさ、やりがい、すべてが変わると言っても過言ではないと私は思います。
部下の話を真摯に聞いてくれ、適切なフィードバックをくれる上司となら、私は本来以上の力が出せる気がします。
人間的に信頼できる上司に対しては、「この人のために」「このチームのために」という気持ちが自然に湧き上がってきます。
雑談ができる仲間がいる職場
ともに働く同僚とは、成長の共有ができると理想的だなと思います。
情報交換、困った時の助け合い、ふとした雑談の中の笑い——
それらが働く日々を支えてくれる。
真面目な話も、ちょっとふざけた冗談も言える空気感、経理には本当に大事です。
社内ルールを守る経営層がいること
今は、社会的に企業の役割や責任が強く求められる時代になってきました。
会社は社会に向けて誠実であらねばならない。だからこそ、私は思うんです。
ガバナンスを軽んじる会社では、従業員の心が摩耗してしまう、と。
たとえばささやかなこと——経費精算の期日などをトップ自らが守っている。
そんな姿を見たとき、「かっこいいな」と、経理として感じます。
経理がちゃんと“一目置かれている”こと
企業が社会的に正しく在るためには、厳しいルールが必要です。
その多くは、会計に関わる経理の領域です。
必然的に、経理はルールを伝える側になります。
それなのに、軽んじられる職場では、やはり働いていてつらい。
「ルールを守ることに意味がある」と考え、共有できる社内文化がある。
そういう組織で、経理が厳しいことを言っても「必要なこと」と受け止めてもらえる職場が、私は理想だと思っています。
さいごに
みなさんの理想の職場は、どんなところでしょうか?
たとえば、もし今、週休3日で、今より年収100万円アップ、仕事内容はそのまま……なんて職場があったら、どうします?
私は——すぐに転職します(笑)
でもそれよりも、「自分の心がしんどくならないこと」のほうが、ずっと大事だと思っています。
その方が、楽しく生き生きと仕事ができるから。
だから私は、今日も“しっくりくる場所”を探して、
ゆるく、でも真面目に、自分のペースで働いています。
それではまたね。もふもふ。
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